医療法人公和会 小野病院

ドック

脳ドック

日本における65歳以上の認知症の人数は2020年現在で約600万人と推計され、2025年には約700万人と高齢者の約5人に1人が認知症になると予測されています。また、若くても脳血管障害やアルツハイマー型認知症のために認知症を発症することがあり、65歳未満の若年性認知症者数は3.57万人と推計されています。また、脳血管疾患は40~50代で発症リスクが高まるといわれています。
脳ドックはそういった認知症や脳血管障害、脳腫瘍などの早期発見を目的としています。

当院の脳ドックの特徴

  • 脳神経外科専門医が診察を致します。
  • 福岡大学放射線科医師の読影もあり、二重のチェックを行っています。
  • 最新の1.5TMRIで、これまでより音が静かで、短時間で撮影することが可能です。
  • MCI(軽度認知障害)スクリーニング検査もオプションで行うことが可能です。(単体での受診も可能です)

コースのご案内

国民健康保険に加入の方は助成金の対象となる項目がありますので、ご予約前にご相談ください。

簡易タイプ
20,000円
スタンダード
45,000円
認知症検査
30,000円
プレミアム
50,000円
頭部MRI検査(脳の検査)
頭部MRA検査(脳の血管の検査)
頸部MRA検査(頚部の動脈の検査)
VSRAD検査(脳の萎縮の検査)※1
頸動脈超音波検査
一般診察
神経学的検査
認知機能検査
眼底検査(他院での検査)
一般採血検査
一般尿検査
胸部レントゲン検査
心電図検査
認知症採血検査(MCIスクリーニング検査)※2オプションオプションオプションオプション
(APOE遺伝子検査)※3オプションオプションオプションオプション
脳梗塞リスク評価検査(A6C)※4オプションオプションオプションオプション
個人ファイル(MRI、MRAなどの画像検査結果を
CD-Rでお渡しします)

※2,3,4については、単体でも受診可能です。

※1:VSRAD検査とは
Voxel – Based Specific Regional Analysis System for Alzheimer’s Disease の略称で、前駆期を含む早期アルツハイマー型認知症の診断を支援するために作られたソフトを利用して、撮像したMRI画像のデータを用いてアルツハイマー病を鑑別する検査方法です。(アルツハイマー病の確定診断検査ではありません)

※2:「MCIスクリーニング検査」とは
アルツハイマー病の前段階であるMCI(軽度認知障害)のリスクがわかる血液検査です。血液中の特定のたんぱく質の量を測定し、健常な方とMCIの方のたんぱく質の量の違いを統計的に解析することにより、現在のMCIリスクを評価する検査です。

※3:APOE遺伝子検査とは
APOEは認知症の原因ともいわれるアミロイドベーターペプチドと結合して、脳への蓄積や毒性を防ぐ分解作用があるといわれています。このときの作用の強さがAPOE遺伝子型によって異なると考えられています。

※4:脳梗塞リスクマーカー(A6C)とは

脳梗塞で細胞が傷つくと血中内で高くなる「アクロレイン抱合体」、体内で炎症反応が起きていると高くなる「インターロイキン‐6」、「CRP」の3項目を測定し、年齢を組み合わせた上で、脳梗塞リスク値を総合的に評価する検査です。採血のみで行えるため、忙しい方でも安心してお受けいただけます。50歳以上の方、血圧が高めの方、喫煙者の方、各種生活習慣病が気になる方に特にお勧めです。

オプション料金

MCIスクリーニング検査15,000円
APOE遺伝子検査20,000円
MCI+APOE検査33,000円
脳梗塞リスク評価検査15,000円

お気軽にお問い合わせください。

人間ドック

対象者令和3年4月1日時点で佐賀市国民健康保険加入者の35~74歳の方かつ、保険税の滞納がない世帯の方
価格18000円(税込)※1
検査内容問診
診察
身長・体重・腹囲・BMI計測
血圧
視力・聴力
肺機能検査
胸部X線検査
心電図検査
腹部超音波検査
胃内視鏡検査
血液検査46項目
尿検査
便潜血検査
眼底・眼圧検査(美川眼科にて検査を実施いたします)

※1:佐賀市の助成を適応した価格となりますので、自費の場合は36,000円(税込)となります。

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0952-24-3371
(担当:検査科)